株高を受けてドル円3週間ぶりに113円復活(10/29-11/2まとめ)

今週の為替(FX)市場についてまとめました。

今週起こった出来事やニュース、それをもとに来週以降の相場について自分の見解を予測しています。リアルタイムの為替(FX)のニュースについてはTwitterにて発信しています。

ドル円は113円台に上昇

9月下旬からのドル円チャート

週を通してドル円は1円30銭反発して、113円20銭で終了しました。

円安ドル高の理由は、日経平均が週を通して1000円以上上昇するなど、世界的に10月上旬以降に大きく下落した株価が回復して、再びリスクオンの流れに傾いてきたことが最大の要因です。

9月下旬からの日経平均株価チャート

日経平均先物が10月初旬に24500円まで上昇した後20800円まで反落するなど、10月は世界的に株価が大きく下がる月になりました。
しかし、何度もこの場に書いてきましたが、あの10月の下落は長く上昇局面が続いていたことから、その調整としての意味合いが強かったと思います。

現在は、いったんポジションを決済するような動きも一服して、再び株高の基調に戻りつつある状態と考えています。

今週のドルインデックスチャート

週前半に ドルインデックス(ドル指数) は2017年6月以来の高値を更新しましたが、週後半にかけては伸び悩みました。
イタリア懸念がやや後退してユーロドルが年初来安値付近から反発したことと、EU離脱楽観視が広がってポンドドルが反発したことが要因だと思います。

来週以降の見通し

ドル円は上昇を予想

10月に年初来高値である114円60銭付近から111円40銭付近まで下落することがありましたが、上述の通り、これは株安による影響が強かったと思います。
現在は世界的にいったん株安は一服しているので再び円安基調になりやすいと考えています。

また、11月2日発表の雇用統計の数字は平均時給・失業率こそ市場予想と同水準ではあったものの、非農業部門雇用者数変化は市場予想を上回り、12月の利上げ実施は現在は既定路線だと思います。
そうなると12月に向けてドルは売られにくい状況は継続するため、ドル円は再び11月中に114円へ回復する流れになると考えています。

ユーロドルは引き続き下落を予想

今週のユーロドルチャート

今週、8月に付けた1.130付近までユーロドルは下落しましたが、そこからは買い戻しが優勢になり、1.139付近で週の取引を終えました。

年末にかけて現在イタリアが抱えている来年度の予算案の問題はクローズアップされやすく、これはユーロ安に働くと思います。
また、上述の通り、利上げ期待から様々な通貨に対してドルは買われやすい地合いが続くと思います。

そう考えると、年内に節目である1.100付近まで下落する可能性は依然として高いと予想しています。
3週間前からこの場で書いている、ユーロの下落目線を現在も維持しています。