米中貿易摩擦懸念が後退してドル円上昇【7/9-7/13まとめと翌週の予想】

今週の仮想通貨と為替(FX)市場についてまとめました。

今週起こった出来事やニュース、それをもとに来週以降の相場について自分の見解を予測しています。リアルタイムの仮想通貨のニュースについてはTwitterにて発信しています。

 

今週の為替相場

先進国通貨の中でドルが最大の値上がりを見せました。

ドル上昇の要因

経済指標が堅調だった

7月11日水曜日に発表された米国生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、7月12日木曜日に発表された米国消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回ったものの、引き続き年率2.3%という早いペースで物価上昇率が維持されています。

 

米国と中国の貿易摩擦がやや後退

引き続き、米国と中国がお互いの国からの輸入品に対しての関税を強化するという貿易摩擦の問題は続いているが、今週はその流れがやや弱まったように解釈されました。

7月10日火曜日、米国は予想通り中国からの輸入品に対して2000億ドル相当の関税リストを発表しました。これに対して中国の商務省は対抗措置をとることを発表こそしたものの、具体的な手段は言及しませんでした。

【基礎知識】中国株と為替の関係について

リンク先にも書いているが、米国と中国では、米国の中国からの輸入品の方が、中国の米国からの輸入品よりも量が圧倒的に多く、米国と中国においては、中国の貿易黒字という状態になってます。

そのため、お互いが相手国からの輸入品に対して関税を強化したとしても、相対的に経済的ダメージが大きくなるのは中国だと言えるでしょう。

そのため、今回の米国の関税リスト発表を受けても、その対抗策を決めあぐねているという側面が中国にはあるのかもしれません。

 

何はともあれ、いったん中国からの具体的な報復策が出てこなかったことから、前の週のようなリスクオフの流れにはならず、今週は年初来安値付近にいた中国株も大きく反発して、米国も株価が堅調に推移しました。

このような貿易摩擦問題が、更に高まらなかったこともドル買いにつながったのではないでしょうか。

USDJPY(1時間足)

また、ドル高の流れを受けてドル円は1月前半以来となる高値の112.80付近まで上昇、この場で6月下旬からずっと、中長期的にドル円は下落するとの予想を書いてきたが、その考えは間違っていました。

今週のドル円及び、最近のドル円の動きと、自分自身の反省(笑)に関しては、下記リンクにまとめているので、それを見ていただきたいです。

▼今週のドル円及び、最近のドル円の動きについて

 

来週の為替相場

来週の相場に関しては、現在は強い目線は持ち合わせていなく、今週続いたドルの強い流れがどこまで続くのかには非常に注目をしています。

ドル円は、今週の上昇を受けて、チャート的な抵抗がほとんどない領域を突っ走っています。何か決定的なリスクオフの材料が出てこない限り、なかなかこの流れが止まるのは難しいだろう。

現在の状況を踏まえるとショートエントリーするような投資家も限定的と思うので、113円付近を上抜け出来れば114円ぐらいまでは簡単に上昇できるように思えます。

▼今週の仮想通貨市場のまとめと来週の相場予想