カナダドルが強いインフレ指標と原油高で上昇【6/25-6/29まとめと翌週の予想】

今週の仮想通貨と為替(FX)市場についてまとめました。

今週起こった出来事やニュース、それをもとに来週以降の相場について自分の見解を予測しています。リアルタイムの仮想通貨のニュースについてはTwitterにて発信しています。

 

為替市場

今週のドル円

今週のドル円は大きく上昇しました。

今週も先週に続いて米国の中国をはじめとする、貿易問題に関するヘッドラインで上下する中、先週末109.95付近に位置していたドル円は一時は5月以来の高値となる110.95まで上昇、110.69で週の取引を終了しました。

今週のUSDJPY

上昇の要因は、中国の米国に対する知的財産権に対する侵害に対する制裁の内容が、予想よりも穏健なものになったことからリスクオンの流れになったことです。

その他にも今週は米国の保護貿易主義による他国に対する姿勢が強くなるような報道は限定的であったことから、世界的に株は底堅い展開になったことから円安方向に為替は推移しました。

 

今週のカナダドル

今週最も上昇したのはカナダドル、大きく反発しました。

前週22日金曜日にはインフレ指標が相次いで悪化したことから大きく売られていたものの、今週はOPECの予想よりも増産の幅が少なかったことに安心感を感じたせいか、原油が上昇する流れになっていました。

そして、29日金曜日に発表されたGDPも予想を大きく上回ったことからカナダドルは主要通貨全般に対して買われる展開になりました。

今週の原油先物

 

来週以降のFX(為替)相場

来週は金曜日に雇用統計があるなど重要な指標が相次ぐため、基本的には経済指標の結果次第ではあるものの、ドル円は上値が重い展開になると予想しています。

 

引き続き米国の貿易摩擦の問題はまだ不透明であり、イタリアの政治問題などいつリスクオフに傾いてもおかしくない事象はまだ多く残っています。

また、米国の12月の今年4回目の利上げの期待が高すぎるように感じます。そのため中長期的に現在の水準である110円台を維持することは難しく、ドル円は下落する可能性が高いと予想しています。

 

また、上で述べた、カナダドルに関してだが、もともとOPECの増産懸念から65ドル近くまで下がっていたが、それさえなければ80ドルぐらいまで上昇する可能性が高いと考えています。

来週以降も原油はまだまだ上昇していくと考えていることに加えて、夏以降に利上げが続くことを考えるとカナダドルも上昇する可能性は高く、現在1.31台半ばにいるが1.30を割れるような流れになると考えています。