【6/11-6/15】今週の為替/FXのニュースと来週の相場予測

今週の仮想通貨と為替(FX)市場についてまとめました。今週起こった出来事やニュース、それをもとに来週以降の相場について自分の見解を予測しています。リアルタイムの仮想通貨のニュースについてはTwitterにて発信しています。

 

今週の為替(FX)市場

今週は、ドルが買われ、ユーロが大きく売られました。ドル円は前週末109.55付近から110.60付近まで上昇しました。

ユーロドルは1.177付近で前週末推移していたが、一時1.154まで下落して1.160付近で週末を迎えました。

 

ドルの上昇要因

今週は、CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)、小売売上高とインフレに関わる重要な指標が多く発表され、総じて市場予想を上回る結果になり、これもドルを押し上げた要因となりました。

 

しかし最大の要因は6月13日水曜日のFOMCにおいて

「2018年の利上げ予想回数が引き上げられた」

ことが最も大きなドルが買われた要因と言うことが出来るでしょう。

 

FOMCは3.6.9.12月に実施するときは、ボードメンバーの将来の経済見通しが発表されます。

そしてその経済見通しの中で、各ボードメンバーの、今年・来年・再来年の年末段階で、政策金利がどの水準になっているのかという予想を並べた図であるドットチャートが注目されることが多いです。

この上の図が今回のドットチャートだが、2018年末の金利予想において、2.25%-2.50%の間の点が、前回3月の時よりも一つ増えていた。

これはボードメンバーの一人が、前回の時から、政策金利をもっと上げるべきだと考えを変えたことを意味しています。

 

この結果を受けて、市場参加者は

「米国の中央銀行であるFRBは、市場参加者が事前に考えていた以上に、金利を上げる方向なんだ」と考えます。

 

そして、金利が予想よりも上がると言うことは、予想よりもドルの投資する魅力が上がることを意味するため、ドルは買われて反応することになりました。

6月15日の金曜日、米国と中国はお互いに輸入する時の関税を強化する発言を行なったため、米国に対するリスクオフからドルが売られるような場面も見られたものの、12月の利上げに対する期待がFOMCで高まったことから、ドルは断続的に買いが入って週を通して上昇する展開になった。

 

ユーロの下落要因

今週、ユーロはECB理事会のあった6月14日の木曜日、ECBの発表後に、一時発表前の水準から300pips売られる展開になりました。

これは上記のFOMCとは真逆の内容が出てきたことによるものであります。

 

ECBは今回、

「少なくとも来年の夏までは政策金利を据え置く」

と、フォワードガイダンスの中で見解を示しました。

 

【毎日更新】各国リアルタイム利上げ予想確率

当サイトは、上記リンク先に毎日欧州や米国の利上げ予想確率を計算して、更新しているが、ECB発表前は、市場参加者は来年6月のECB会合で利上げを行なうと予想していた市場参加者が多く、利上げ予想確率は60%に達していました。

そうであるにも関わらず、少なくとも来年の夏までは利上げを行なわないとの考えがリリースされたことにより、マーケットは利上げ期待が剥落して、ユーロに対する失望売りが発生しました。

 

【毎週更新】CFTC ユーロ(EUR) 建玉とEUR/USDの推移

上記リンク先のように、現在米国のシカゴの通貨先物のポジションを見てみても、ユーロのロングは大きく積み上がっているため、ユーロロングのロスカットも大量に発生したことも下落の幅を大きくした要因でしょう。

 

来週以降の為替/FX相場に関して

基本的に、毎週この場では中長期的な自分の目線を述べるのだが、現在は特に各通貨目線はありません。

来週(6/18からの週)は、今週とは打って変わって材料があまり多くはなく、長く保有するポジションは持たずに、短期トレードに徹しようと考えています。

短期トレードとして考えているのは、ユーロドルが下落する流れになったならば、1.1500のラウンドナンバーをブレイクすると、下に大きく走る可能性があると考えています。

短期のポジションとして、5月29日にイタリアショックの時につけた安値付近である1.1509まで下落した際に、逆指値的にユーロドルを順張りしてショートしようかと考えています。

 

▼今週の仮想通貨市場のまとめと来週の相場予想