【3/19-3/23の為替(FX)市場】今週のまとめと相場予想

一橋大学卒。欧州系投資銀行所属、金利・為替トレーダー。

また、個人で2016年より仮想通貨を保有しています。Twitterで色々発信しています。(@c_p_t_k_d

為替市場のまとめ

FX市場は、前週から円高が更に大きく進みました。

理由は、木曜日の米国時間にトランプ政権が中国に対して、大規模な関税をかける方向を示したことによって、22.23日だけでダウ平均株価が1200ドル下げるなどリスクオフの流れが強くなったことによるものです。

 

USDJPYの日足

ダウ平均株価の日足

ドル円は104円80銭で現在推移していて、2016年11月にトランプが大統領に当選して以降の上げ幅を全て消した形になりました。シカゴの投機筋のポジションを見てみても、2016年末以降に大きく膨らんでいた、円安方向のポジションが大きく縮小していたように、ロスカットを巻き込んだことがドル円の下落を加速させた要因だろう。

USDJPYの週足

米国と中国の貿易摩擦問題に関しては、いったん火消しのような流れになる可能性があり、そうなると株高を伴って、ドル円も買い戻される可能性があります。

長い目線で考えると、森友文書の話で安部政権の支持率が低くなっていること、2013年以降にアベノミクスでもたらされた、日本株上昇や、円安に動いた相場の巻き戻しのようなトレードが海外勢から入ってくる可能性も高いことがあり、引き続きドル円の上値は重い展開を予想しています。