【5/14-5/18の仮想通貨市場】今週のまとめと来週の相場予測

一橋大学卒。欧州系投資銀行所属、金利・為替トレーダー。

また、個人で2016年より仮想通貨を保有しています。Twitterで色々発信しています。(@c_p_t_k_d

仮想通貨市場

今週の仮想通貨市場は、ビットコインをはじめ主要通貨が前週に続き続落しました。

 

下落した要因

ビットコインの不正流出事故からの…

ビットコインの不正流出事故を発端に、2014年から破産手続きを行っている米国の仮想通貨取引所マウントゴックスの破産管財人が、破産手続きに伴いビットコインを市場で売却しているとの観測が出たことが今週の一番の下落要因ではないでしょうか。

ブロックチェーンの動きからこのような観測が出たのだが、まだ10万ビットコイン以上を保有していることが推測されることから、破産手続きにおいて、更なるビットコインを売るような動きが出てくる可能性は十分に考えられます。

この一連の動きは、来週以降もビットコインをはじめとする、仮想通貨市場の上昇を邪魔する要因になりうるでしょう。

 

期待感からの失望

世界規模の仮想通貨カンファレンスである「Consensus 2018」が今週、ニューヨークで開催されました。

昨年開催された時よりも、参加するブロックチェーン関連企業や金融機関、投資家の幅も広がっていて、この会合をもって、仮想通貨市場全体に対して、ポジティブなニュースが出てくると期待した短期的なロングが積みあがっていました。

 

しかし、この会合を終えてみて特に期待したようなニュースが出てこなかったことから、4月後半から5月中旬にかけて構築していた、仮想通貨のロングポジションをいったん決済してしまったということも、今週の下落要因の一つだと推測しています。

 

今週は、仮想通貨市場にとって、明るい1週間ではなかったでしょう。

年明けに比べて、各国の法制度は整ってきていて、信用力の高い大手金融機関なども仮想通貨事業へ進出しようという動きも多くなってきています。

そのため、今後の仮想通貨市場は、中長期的にはインフラ整備が進んで、再び上昇基調になると考えてはいますが、大きく反発するには未だ材料不足だと思います。来週も、大きな反発は期待出来ず、ビットコインをはじめ主要仮想通貨は上値の重い時間が続くと予想しています。

▼今週の仮想通貨市場のまとめと来週の相場予想