【7/9-7/13】今週の仮想通貨のニュースと来週の相場予測

今週の仮想通貨と為替(FX)市場についてまとめました。

今週起こった出来事やニュース、それをもとに来週以降の相場について自分の見解を予測しています。リアルタイムの仮想通貨のニュースについてはTwitterにて発信しています。

仮想通貨市場

今週の仮想通貨市場は、相場を大きく動かすような大きな材料も特になく、最近の中ではあまり動かない1週間になりました。
ビットコイン(BTC)は前週末73万円付近の位置にいましたが、7月15日日曜日現在は70万円付近で推移しています。

BTCJPY(1時間足)

今週の主な出来事

最近の仮想通貨市場の中ではあまり大きなイベントがなく、材料が少ない1週間でした。そんな中で、あえて一番話題になったニュースを挙げると、ビットコインETFの取り扱いが再び申請されたことです。

これは、今後の仮想通貨市場への影響を考えると、今週の中で一番重要なニュースだったと思います。

7月9日月曜日、米国のCBOE(シカゴ・オプション取引所)がビットコインETFを取り扱うことをSEC(米国証券取引委員会)に申請しました。

 

まずそもそも、ビットコインETFとは何なのかという話ですが、

「ビットコインETFとはビットコインのETFである!!!」

こう言うと、

「ETFって何やねん!!!」

と言われそうなので、リンク先にETFに関して説明しました。ぜひ、そちらをご覧ください。

上場投資信託(ETF)とは?

ビットコインETFは、基本的にビットコインと同じような値動きをするものですが、それならばビットコインを売買するのと変わらないと考えるかもしれません。
しかし、市場参加者からの信頼が非常に高いCBOEに上場されているということに意味があります。

現在、機関投資家の仮想通貨市場へのスタンスは非常に消極的です。
その理由の一つとして、取引相手になる取引所に対する信頼がないことが挙げられます。

2018年になってからは特に、世界中の数多くある仮想通貨交換業者の不正や事故のニュースが相次いでいます。
現在の状況を踏まえると、機関投資家は取引所のリスクを考慮して、仮想通貨市場への参入に二の足を踏んでしまうことも十分にうなずけます。

ビットコインETFのCBOEでの取り扱いがSECによって承認された場合には、より信頼性の高い取引所で、ビットコインとほぼ同様の動きをする商品を取り扱うことができると言えます。
機関投資家が参入するハードルは下がるでしょうし、ビットコインの流動性も現在より高まることが想定されます。

また、今回申請されているのはビットコインETFですが、今回これが受理された時には、ビットコインに限定されず他のアルトコインを組み入れたETFが取り扱われることのハードルも下がり、仮想通貨市場全体の更なる流動性の上昇につながるかもしれません。

過去に何度もビットコインETFの取り扱いを申請するような動きはありましたが、SECはこれを許可しませんでした。今回も許可しない可能性は高いかもしれません。
しかし、過去に詳細を書きましたが、先月SECはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は有価証券ではないため、有価証券としての規制の対象外であると発表しました。

▼過去、ビットコインとイーサリアムは有価証券ではないとの見解が発表

これは、SECはBTCとETHに関しては、仮想通貨として一定の地位を認めたことを示しています。
このことを踏まえると、今回の申請において、過去何度も許可されなかったビットコインETFを取り扱うことを認める可能性は過去に比べて高いと言えます。

このビットコインETFが認められた場合、上述の通りビットコインの更なる投資家層の拡大に寄与し、流動性が高まる期待が上昇することから、ビットコインだけでなく仮想通貨市場全体が上昇する方向に動く展開になると考えています。

来週の仮想通貨市場

現在、BTCはじめ主要仮想通貨に関してはG20までは上値が重い展開を予想しています。

来週は20日、21日とG20が開催されます。

詳細は過去に書いた通り、前回3月のG20は具体的な決定こそありませんでしたが、世界中の国が連携を強化して、国際的な仮想通貨に関する規制の枠づくりを進めていくことで合意がなされました。

▼3月19-20日に行われたG20(主要国首脳会議)では、仮想通貨に対する規制を強めようとの合意はあったものの、具体策は何も出ず。

 

前回はG20前に大きな規制が出てくる不安から仮想通貨市場全体が下がる展開でしたが、G20以降は買い戻しが入り仮想通貨市場全体は反発しました。
今回もG20に対する警戒感があるため、G20が終わるまでは仮想通貨市場は上昇しにくいのではないかと考えています。