【4/2-6の仮想通貨】今週のまとめと来週の相場予想

一橋大学卒。欧州系投資銀行所属、金利・為替トレーダー。

また、個人で2016年より仮想通貨を保有しています。Twitterで色々発信しています。(@c_p_t_k_d

仮想通貨市場

 

日本国内の取引所整備に向けてポジティブな動きがいくつあったが、引き続き足元の仮想通貨の反発は難しいだろう

今週の仮想通貨市場は、ビットコインが年初来安値圏の70万円台でもみ合う展開になりました。

 

3月のG20以降世界各国で規制強化の流れが強くなり、GoogleやTwitterなどでは、仮想通貨に関わる広告を規制する方向に動いていて、今週に関して言うと、仮想通貨に関わる米国のヘッジファンドがいくつか閉鎖するなどのヘッドラインも出てきました。

マーケット全体で仮想通貨にポジティブなニュースはほとんどなく、ネガティブなニュースの割合が圧倒的に多いことから、新規の買い手も現れずに上値が重い展開が続いています。

 

また、ビットコイン以上に下落が進んでいるのはアルトコインです。

 

イーサリアムは、価格下落により、マイニング収益がマイナス近辺に近づいたことが、更なるイーサリアム離れを加速させることになり、ビットコイン以上に下落が進んでいます。

 

リップルに関して言うと、米国の主要仮想通貨取引所に対して、リップル社がXRPの取り扱いを依頼するも、交渉が進んでいないことが報道された他、日本を含め世界中で、リップルの決済ネットワークは利用する金融機関はあれど、XRPの導入に関しては進んでいないことが、XRPの普及に向かい風となっていることから、こちらの通貨もビットコイン以上に下落が大きくなっています。

 

ビットコイン同様に、今週は年初来安値圏でももみ合いが続いていましたが、現在の水準は対円で1xrp=50円付近であることから、日本人投資家の押し目買いによって支えられている側面もあるのだと思います。

 

そんなネガティブな仮想通貨のニュースが多い中、国内ではポジティブなニュースも出てきたと思います。それは、

 

  • マネックスがコインチェックを買収
  • FXcoinが、投資銀行出身者を集めて仮想通貨交換業に参入

 

などの、国内取引所に関わるニュースです。

 

https://hol-investment.com/706

 

このように、マーケットのノウハウのある人材の多い会社が、仮想通貨取引業に関わるということは、将来的に日本の仮想通貨を取り扱うインフラをより健全で安全なものに整える方向に働いていくと思います。

安全性の高い取引所がセットアップされると、仮想通貨市場に新規の資金流入が起こる可能性が高いことから、仮想通貨の価格を上昇する展開が望めると思います。

来週以降の相場について

来週すぐに、仮想通貨が反発することは難しいと思いますが、4月下旬に米国で確定申告を終えるタイミングで、世界的な規制絡みの動きが一服していたならば、ジワジワ反発が始まる可能性もあるのではないかと考えています。個人的には、仮想通貨を買うならば、もう少しの間は様子見スタンスでいいと考えています。