マネックスがコインチェックを買収!仮想通貨市場には上昇効果があるのでは?

一橋大学卒。欧州系投資銀行所属、金利・為替トレーダー。

また、個人で2016年より仮想通貨を保有しています。Twitterで色々発信しています。(@c_p_t_k_d

マネックス、コインチェック買収

2018年4月3日、1月にNEMを600億相当流出してしまったコインチェック社を買収することを検討しているという観測記事が出ました。

この記事に対して、マネックス側は、決定事項ではないものの、検討していることであると返答を行いました。

これらの報道を受けて、XRPはじめ、日本の取引所で扱われている仮想通貨を中心に価格が上昇しました。

これは、かつて最も多くの日本人が取引をしていたものの、上記の事件以降、安全面が疑問視されていたコインチェック社を、財務健全性・収益性ともに健全であり、ITのノウハウも優れている、ネット証券大手であるマネックス証券が管轄することによって、質の高い仮想通貨の取引インフラが構築されることへの期待感によるものであるだろうと考えています。

 

年明け以降、仮想通貨の暴落が続いており、仮想通貨市場全体の時価総額は、年初のピークに比べて3分の1以下になっています。世界的で政府が規制を強くしていることや、SNS上の仮想通貨関連の広告が制限、世界中の取引所で不祥事が相次いでいることが原因です。

仮想通貨を取り巻く環境において、暗いニュースが続いているが、ネット証券最大手のSBIが2018年7月に仮想通貨取引所を始めようとしていたり、まだ確定したわけではないものの、マネックス証券がコインチェックを買収するなどの流れは明るいニュースです。

自己資本が厚く、インターネット上で取引所を運営するノウハウに長けている企業が、仮想通貨の取引所インフラを作ることは、今後、健全な仮想通貨市場を構築するにあたって、市場参加者の安心感を高めて、新規の参入者を増やす方向に働いていくのではないだろうかと考えています。